鹿の王 [小説]
鹿の王 上橋菜穂子
2015年本屋大賞大賞
研修で泊まったホテルに「鹿の王(上)」があり読み始めたのをきっかけに、図書館で借り続きを読んでみた。
↓↓ややネタバレやや辛口↓↓
主人公のヴァンと飛鹿が魅力的である。
ただ、もうひとりの主人公ホッサルの話と交互に展開されるので、先を読みたいのに回り道感がある。
ヴァンに絡む幼女ユナの存在が大きいはずなのに印象が薄い。
面白いけれど、どこか違和感があるなぁと思っていたら、作者自身のあとがきで腑に落ちた。
医学監修はあったというものの専門外の者が書いた医学らしい話にリアリティがなく、テーマもSFでは使い古されたものであった。
文化人類学者としての作者をかってに期待していたのだった。
2015年本屋大賞大賞
研修で泊まったホテルに「鹿の王(上)」があり読み始めたのをきっかけに、図書館で借り続きを読んでみた。
↓↓ややネタバレやや辛口↓↓
主人公のヴァンと飛鹿が魅力的である。
ただ、もうひとりの主人公ホッサルの話と交互に展開されるので、先を読みたいのに回り道感がある。
ヴァンに絡む幼女ユナの存在が大きいはずなのに印象が薄い。
面白いけれど、どこか違和感があるなぁと思っていたら、作者自身のあとがきで腑に落ちた。
医学監修はあったというものの専門外の者が書いた医学らしい話にリアリティがなく、テーマもSFでは使い古されたものであった。
文化人類学者としての作者をかってに期待していたのだった。
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