蒼路の旅人 [小説(シリーズ)]
蒼路の旅人 上橋菜穂子 佐竹美保/絵
旅人シリーズ2
「精霊の守り人」から始まったバルサとチャグムの物語は、作者があとがきで「バルサをめぐる物語を『守り人』の物語として書き、チャグムのような少年が、…<中略>…歩んでいく物語を『旅人』の物語として書いてみたい」と記されているように、続いている。
チャグムが主人公の旅人シリーズ第2作は、これまでの作品よりファンタジー色が薄い。
サンガル王国を支配下に置いたタルシュ帝国の次なる獲物となった新ヨゴ王国の皇太子チャグムの進む道を、月光が、暗い夜の海に落とす光の帯、蒼路と暗喩する、美しい描写が凄い。
旅人シリーズ2
「精霊の守り人」から始まったバルサとチャグムの物語は、作者があとがきで「バルサをめぐる物語を『守り人』の物語として書き、チャグムのような少年が、…<中略>…歩んでいく物語を『旅人』の物語として書いてみたい」と記されているように、続いている。
チャグムが主人公の旅人シリーズ第2作は、これまでの作品よりファンタジー色が薄い。
サンガル王国を支配下に置いたタルシュ帝国の次なる獲物となった新ヨゴ王国の皇太子チャグムの進む道を、月光が、暗い夜の海に落とす光の帯、蒼路と暗喩する、美しい描写が凄い。
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