玉依姫 [小説(シリーズ)]
玉依姫 阿部智里
八咫烏シリーズ
↓↓
先の四作品が八咫烏を主人公に山内から描かれたの対し、高校一年生の女の子、葛野志帆を主人公に人間の世界から描かれている。
シリーズとしては番外編であるけれど、金烏、奈月彦の記憶がもどり、山内が神の荘園であるという謎解きがしれっとしてあるのに驚かされる。
今市子さんやなるしまゆりさんが漫画で描くような文化人類学的な神の捉え方が読みやすく書かれていて、面白い。結末はやや先が読めるものの好感がもてる。スピンオフ的なので、シリーズとして完結していない先の四作品より完成度が高いのは、当たり前といえば当たり前だろうか。
シリーズとして語り切れていない空白の部分がつぎの作品でどう描かれるか期待してしまう。
八咫烏シリーズ
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先の四作品が八咫烏を主人公に山内から描かれたの対し、高校一年生の女の子、葛野志帆を主人公に人間の世界から描かれている。
シリーズとしては番外編であるけれど、金烏、奈月彦の記憶がもどり、山内が神の荘園であるという謎解きがしれっとしてあるのに驚かされる。
今市子さんやなるしまゆりさんが漫画で描くような文化人類学的な神の捉え方が読みやすく書かれていて、面白い。結末はやや先が読めるものの好感がもてる。スピンオフ的なので、シリーズとして完結していない先の四作品より完成度が高いのは、当たり前といえば当たり前だろうか。
シリーズとして語り切れていない空白の部分がつぎの作品でどう描かれるか期待してしまう。
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