ゴーストハント①旧校舎怪談 [小説]
1989年に発表された悪霊シリーズ1「悪霊がいっぱい!?」を2010年に改稿、改題し、メディアファクトリーから刊行された作品。
作者は1988年に「バースデー・イブは眠れない」(講談社X文庫)でデヴューしているから初期作品のリメイクといえるだろう。
代表作、十二国記シリーズ第一作「月の影 影の海」の刊行は1992年である。
ということで、ライトノベルの域を出ない未熟な作品であるのは否めない。
↓↓以下、批判的でネタばれあり↓↓
副題が「旧校舎怪談」で、取り壊し途中で放置された旧校舎の怪談と見せかけて…
↓↓ネタばれ↓↓
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霊でも騒霊でもなくサイキックだったというオチはどうかなぁと思う。
ただ霊媒の口を借りて「霊はいない」と最初から伏線を張っているのは堂々としている。
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