丹生都比売 梨木香歩作品集 [小説(短編集)]
丹生都比売 梨木香歩作品集 梨木香歩著
幻想的で不思議な話にリアリティがあるのは、自然を身近に置いている作者の力量だと思う、さすがだ。
ただ、「丹生都比売」は面白く読めなかった。草壁皇子を主人公にした話は、作者があとがきで書いている歴史の仮設に基づいているので、あいまいで難解になっている。1995年11月に原生林から出版された「丹生都比売」を短編に戻したものらしいけれど、テーマが大きいので書き急いだ感が否めない。
テーマの大きさと原稿枚数は、自分の課題でもあるので、考えさせられた。
幻想的で不思議な話にリアリティがあるのは、自然を身近に置いている作者の力量だと思う、さすがだ。
ただ、「丹生都比売」は面白く読めなかった。草壁皇子を主人公にした話は、作者があとがきで書いている歴史の仮設に基づいているので、あいまいで難解になっている。1995年11月に原生林から出版された「丹生都比売」を短編に戻したものらしいけれど、テーマが大きいので書き急いだ感が否めない。
テーマの大きさと原稿枚数は、自分の課題でもあるので、考えさせられた。
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